ジョンソンコントロールズのVARTAバッテリー、「Best PROFIワークショップブランド」賞を獲得
高性能トラック用バッテリー
ジョンソンコントロールズは15日、同社が手がけるバッテリーブランド「VARTA」が、オートメカニカにおいて、「Best PROFIワークショップブランド」賞を獲得したことを発表した。この賞は、自動車業界誌「PROFI Werkstatt」による、トラックのサービスショップ、輸送会社のマネージャーやトラック運転手に行った7500件の調査に基づいて決定されたもので、「VARTA」は最優秀賞を受賞した。
「VARTA」は、7月に、DEKRA社と協力したETM出版社から、「24ボルトシステム用スターターバッテリー」カテゴリでベストブランド賞を獲得して以来、今年2回目の受賞となる。
ジョンソンコントロールズ、ドイツのカントリーマネージャーであるPeter Szutta氏は、次のように語った。
「我々は、消費者からの信頼の表れであるこの受賞について光栄に思っています。我々は、サービスおよびソリューションプロバイダーとして、パフォーマンスを改善するために常に努力しています。この賞はVARTAが提供する技術の優位性が評価されたものです。」(プレスリリースより引用)
長寿命でサービスコストも低減
バッテリーの役割は、近年、単純なロード管理から、自動車の重要な要素である高性能の一部に変わっており、特に、大型商用車用バッテリーに関する要件は、継続的に拡張している。ジョンソンコントロールの設計エンジニアであるトルステン・ヴェルレ氏は、次のように説明した。
「我々は、トラックにとって、増加する環境・安全面での規制に直面する一方で、より多くのロードと補助的な要求に対処する必要があります。バッテリーの性能は、これらのすべての要件を満たし、同時に、ダウンタイムを回避するために重要となっています。」(プレスリリースより引用)
これらの要件を満たすためには、ジョンソンコントロールズは、「VARTA Promotive EFB」を開発した。これは、繰り返し使用される高性能商用車向けに特別に設計されたバッテリーである。
「Promotive EFB」は、混合要素を含むVARTA独自のデザインで、非常に多い振動に対応するために設計されており、最高レベルの電荷受容性を保ち続ける。また、この独占的な技術は、過去10年間にわたり必要不可欠となっている、静穏時にもオンボードの電子機器のために信頼性の高い電力を確保する。
さらに、「Promotive EFB」は、従来の電池に比べて40%以上の製品寿命が延長しており、実質的にダウンタイムのリスクと、トラックのサービスコストが低減している。
専門知識を持ったサービスを提供
このような強化されたバッテリーは、サービスにおいて専門的な知識が必要となる。 ヴェルレ氏は次のように説明した。
「したがって、我々は、ダウンタイムを減らすのに役立つサービスショップに対して、製品やサービスを導入しています。我々は、最終的に、VARTAバッテリーを最大限に活用したいと考えており、信頼できるバッテリーの専門家に進化するために、パートナーをサポートしています。」(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)
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Johnson Controls News
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