テネコ、フォードのトラック用排ガスシステムを供給

ディーゼルとガソリンエンジン用排ガスシステム
大自動車用部品サプライヤーのテネコは、2016年型フォードの中型トラックF-650とF-750用の部品を供給することになったと発表した。

これらのモデルには現在フォード製6.7リッターPower Strokeディーゼルエンジンおよび6.8リッターV10ガソリンエンジンが搭載されているが、テネコは選択触媒還元脱硝装置やエラストマー・リーフスプリング・アイ・ブッシングなどのエンジン用排ガスシステムを供給する計画となっている。

テネコのグローバル・グリーンエア・シニアバイスプレジデントであるHenry Hummel氏は次のように述べている。
「このフォードの重要なトラックプラットフォーム用に部品を供給できることは名誉なことである。F-650とF-750用のディーゼルとガソリンエンジン用に排ガスコントロール部品を供給することは、テネコの排気ガ ス後処理ソリューションの技術力を証明するものであり、燃費と性能の向上に大きく貢献できるという証明でもある。」(ニュースリリースより引用)

米国とメキシコで生産開発
2015年にテネコは、同社のインディアナ州リゴンアーおよびネブラスカ州シューアード工場で生産された部品を用いて、インディアナ州ジェファーソンビル工場で排ガスコントロールシステムの生産を開始している。

これらの排ガスコントロールシステムの設計と開発は、テネコがミシガン州グラスレイクに保有するグローバルクリーンエア・エンジニアリングセンターにおいて行われ、エラストマー・リーフスプリングはオハイオ州ミランで開発され、メキシコのレイノサ工場で生産されたものである。


▼外部リンク

テネコ ニュースリリース
http://www.tenneco.com