【2020年版】自動車業界平均年収ランキング 8割が年収ダウンも、トヨタは14万円の増加

2020.10.30
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各社が公表している最新の有価証券報告書をもとに、自動車メーカー・自動車部品メーカー33社の平均年収ランキングを作成しました。

【自動車メーカー9社】トップはトヨタで865.9万円

【自動車業界 年収ランキング】各社の有価証券報告書をもとに作成 自動車メーカーと部品メーカーを合わせた33社を平均年収でランキングしたもの。1位:トヨタ自動車 865.9万円(前年比14.3万円増、平均年齢39.6歳)2位:本田技研工業 816.8万円(前年比3万円減、平均年齢45.5歳)3位:豊田自動織機 810.4万円(前年比3.5万円減、平均年齢40.8歳)4位:日産自動車 810.3万円(前年比5.2万円減、平均年齢41.4歳)5位:住友電気工業 803.0万(前年比5.0万円減、平均年齢41.9歳)6位:デンソー 797.8万円(前年比19.0万円減、平均年齢43.6歳)7位:いすゞ自動車 766.4万円(前年比10.1万円増、平均年齢41.4歳)8位:日本精工 747.2万円(前年比28.4万円、平均年齢41.0歳)9位:三菱自動車 731.1万円(前年比11.0万円減、平均年齢41.1歳)10位:NOK 710.2万円(前年比10.3万円減、平均年齢40.1歳)11位:アイシン精機 709.9万円(前年比39.6万円増、平均年齢39.3歳)12位 日本発條(ニッパツ)705.4万円(前年比15.1万円減、平均年齢40.0歳)13位:テイ・エス テック 698.6万円(前年比8.7万円減、平均年齢39.6歳)14位:NTN 697.9万円(前年比34.0万円増、平均年齢41.2歳)15位:トヨタ紡織 697.0万円(前年比14.2万円減、平均年齢39.7歳)16位:ジェイテクト 696.6万円(前年比15.7万円減、平均年齢39.6歳)17位:スズキ 691.4万円(前年比10.0万円増、平均年齢40.4歳))18位:ショーワ 690.3万円(前年比4.1万円増、平均年齢42.6歳)19位:日本特殊陶業 675.9万円(前年比15.3万円増、平均年齢39.8歳)20位:マツダ 664.1万円(前年比12.8万円減、平均年齢41.8歳)21位:小糸製作所 657.5万円(前年比10.1万円減、平均年齢42.1歳)22位:日野自動車 653.1万円(前年比13.9万円増、平均年齢37.8歳)23位:東海理化電機製作所 645.9万円(前年比5.0万円増、平均年齢41.2歳)24位:豊田合成 660.9万円(前年比23.9万円減、平均年齢42.1歳)25位:SUBARU 640.6万円(前年比11.8万円減、平均年齢38.4歳)26位:スタンレー電気 639.3万円(前年比14.9万円、平均年齢40.7歳)27位:ケーヒン 627.4万円(前年比1.6万円増、平均年齢43.7歳)28位:曙ブレーキ工業 625.7万円(前年比68.5万円減、平均年齢44.2歳)29位 ユニプレス 621.1万円(前年比8.3万円増、平均年齢42.4歳)30位:アルプスアルパイン 600.6万円 (前年比29.5万円減、平均年齢42.9歳)31位:日信工業 587.2万円(前年比22.4万円減、平均年齢42.9歳)32位:タチエス 562.5万円(前年比14.0万円減、平均年齢39.8歳)33位:ミツバ 554.4万円(前年比23.8万円、平均年齢40.2歳)2019年度は自動車メーカー9社中6社で平均年収がマイナスの結果となりました。 

トップは平均年収865.9万円(平均年齢39.6歳)のトヨタ自動車。平均年収が減少している企業が多い中、増加額はトップの14.3万円でした。2位は本田技研工業。平均年収は3.0万円減少し、816.8万円(平均年齢45.5歳)となりました。3位は日産自動車の810.3万円(平均年齢41.4歳)となっています。

最も減少額が大きかったのは、8位の日野自動車。平均年収は653.1万円(平均年齢37.8歳)で、前年から13.9万円減少しました。

最下位は前年同様、SUBARUです。平均年収は前年比11.8万円減の640.6万円(平均年齢38.4歳)で、トップのトヨタとは220万円以上の差が開いています。

【自動車業界33社】8割が年収ダウン 自動車部品トップは豊田自動織機

【自動車業界 年収ランキング】各社の有価証券報告書をもとに作成 自動車メーカーと部品メーカーを合わせた33社を平均年収でランキングしたもの。1位:トヨタ自動車 865.9万円(前年比14.3万円増、平均年齢39.6歳)2位:本田技研工業 816.8万円(前年比3万円減、平均年齢45.5歳)3位:豊田自動織機 810.4万円(前年比3.5万円減、平均年齢40.8歳)4位:日産自動車 810.3万円(前年比5.2万円減、平均年齢41.4歳)5位:住友電気工業 803.0万(前年比5.0万円減、平均年齢41.9歳)6位:デンソー 797.8万円(前年比19.0万円減、平均年齢43.6歳)7位:いすゞ自動車 766.4万円(前年比10.1万円増、平均年齢41.4歳)8位:日本精工 747.2万円(前年比28.4万円、平均年齢41.0歳)9位:三菱自動車 731.1万円(前年比11.0万円減、平均年齢41.1歳)10位:NOK 710.2万円(前年比10.3万円減、平均年齢40.1歳)11位:アイシン精機 709.9万円(前年比39.6万円増、平均年齢39.3歳)12位 日本発條(ニッパツ)705.4万円(前年比15.1万円減、平均年齢40.0歳)13位:テイ・エス テック 698.6万円(前年比8.7万円減、平均年齢39.6歳)14位:NTN 697.9万円(前年比34.0万円増、平均年齢41.2歳)15位:トヨタ紡織 697.0万円(前年比14.2万円減、平均年齢39.7歳)16位:ジェイテクト 696.6万円(前年比15.7万円減、平均年齢39.6歳)17位:スズキ 691.4万円(前年比10.0万円増、平均年齢40.4歳))18位:ショーワ 690.3万円(前年比4.1万円増、平均年齢42.6歳)19位:日本特殊陶業 675.9万円(前年比15.3万円増、平均年齢39.8歳)20位:マツダ 664.1万円(前年比12.8万円減、平均年齢41.8歳)21位:小糸製作所 657.5万円(前年比10.1万円減、平均年齢42.1歳)22位:日野自動車 653.1万円(前年比13.9万円増、平均年齢37.8歳)23位:東海理化電機製作所 645.9万円(前年比5.0万円増、平均年齢41.2歳)24位:豊田合成 660.9万円(前年比23.9万円減、平均年齢42.1歳)25位:SUBARU 640.6万円(前年比11.8万円減、平均年齢38.4歳)26位:スタンレー電気 639.3万円(前年比14.9万円、平均年齢40.7歳)27位:ケーヒン 627.4万円(前年比1.6万円増、平均年齢43.7歳)28位:曙ブレーキ工業 625.7万円(前年比68.5万円減、平均年齢44.2歳)29位 ユニプレス 621.1万円(前年比8.3万円増、平均年齢42.4歳)30位:アルプスアルパイン 600.6万円 (前年比29.5万円減、平均年齢42.9歳)31位:日信工業 587.2万円(前年比22.4万円減、平均年齢42.9歳)32位:タチエス 562.5万円(前年比14.0万円減、平均年齢39.8歳)33位:ミツバ 554.4万円(前年比23.8万円、平均年齢40.2歳)<br />
自動車部品メーカーの中では、トヨタ系列の豊田自動織機が810.4万円(平均年齢40.8歳)でトップでした。次いだのは住友電気工業で、平均年収は前年比5.0万円減の803.0万円(平均年齢41.9歳)。前年、自動車部品メーカーの中でトップだったデンソーは19.0万円減の797.8万円で、6位に落ち込みました。

トヨタ・ホンダ系列別に比較すると、トヨタ系列9社の平均年収は701.0万円(平均年齢40.7歳)、ホンダ系列4社の平均年収は650.9万円(平均年齢42.2歳)でした。トヨタ系列の平均年収のほうが、ホンダ系列より50万円ほど高いという結果になっています。

調査した自動車メーカー・自動車部品メーカー33社のうち、約8割で平均年収が減少しています。全体の平均は692.5万円(平均年齢41.2歳)と、昨年から12.7万円の減少となりました。

【年収ダウン トップ10】曙ブレーキが約70万円の減少

【前年度からの年収ダウンが大きかったメーカー10社】各社の有価証券報告書をもとに作成1位:曙ブレーキ工業 625.7万円(前年比68.5万円減、平均年齢44.2歳)2位:アイシン精機 709.9万円(前年比39.6万円増、平均年齢39.3歳)3位:NTN 697.9万円(前年比34.0万円増、平均年齢41.2歳)4位:アルプスアルパイン 600.6万円 (前年比29.5万円減、平均年齢42.9歳)5位:日本精工 747.2万円(前年比28.4万円、平均年齢41.0歳)6位:豊田合成 660.9万円(前年比23.9万円減、平均年齢42.1歳)7位:ミツバ 554.4万円(前年比23.8万円、平均年齢40.2歳)8位:日信工業 587.2万円(前年比22.4万円減、平均年齢42.9歳)9位:デンソー 797.8万円(前年比19.0万円減、平均年齢43.6歳)10位:ジェイテクト 696.6万円(前年比15.7万円減、平均年齢39.6歳)年収がダウンした企業のうち、平均年収の減少額が大きかったメーカー10社をランキングにしました。

最も減少幅が大きかったのは、曙ブレーキ工業。前年から68.5万円減少し、平均年収は625.7万円となりました。トヨタ系列のアイシン精機は平均年収709.9万円で、前年から39.6万円減少しています。

新型コロナウイルスの影響を受け、多くのメーカーが業績に打撃を受けた2019年度。20年度も新型コロナウイルスの影響で、さらに平均年収が減少することが見込まれます。

(オートモーティブ・ジョブズ編集部)

 

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