自動車整備士におすすめの
転職先・転職方法

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転職を考えている自動車整備士にとって、給料や残業・休日などに関する悩みが解決できるかは大切なポイント。転職先をうまく選ばないと「せっかく転職したのに条件が良くならなかった…」と後悔してしまう可能性もあります。

ここでは、自動車整備士が抱える5つの悩み別のおすすめの転職先と、おすすめの転職方法をご紹介します。

INDEX

5つの悩み別 おすすめの転職先

5つの悩み別に、おすすめの転職先をご紹介します。転職先を決めるときの参考にしてみてください。

  • 01給料を上げたい!
    ディーラー
  • 02残業を減らしたい!
    商用車中心の
    民間の整備工場
  • 03休みを増やしたい!
    完全週休2日制の
    会社
  • 04接客業務をしたくない!
    民間の整備工場
  • 05もっと技術を磨きたい!
    ディーラー

給料を上げたい

給料を上げたい方で、民間の整備工場で働いている方は、ディーラーへの転職がおすすめ。日本自動車整備振興会連合会の調査によると、2017年度のディーラーで働く自動車整備士の平均年収は456.9万円(平均年齢35.0歳)。一方、ディーラー以外の会社で働く自動車整備士は357.3万円(49.3歳)で、ディーラーの方が100万円ほど高くなっています。

【自動車整備士の平均年収の推移】自動車整備振興会連合会の資料をもとに作成、カッコ内は平均年齢 13年度:ディーラー428.0万円(33.8歳)・ディーラ以外351.9万円(47.7歳)、14年度:ディーラー434.2万円(34.1歳)・ディーラー以外354.0万円(48.0歳)、15年度:ディーラー441.7万円(34.4歳)・ディーラー以外352.1万円(48.5万円)、16年度:ディーラー449.5万円(34.8歳)・ディーラー以外354.2万円(48.4歳)、17年度:ディーラー456.9万円(35.0歳)・ディーラー以外357.3万円(49.3歳)

ディーラー以外の会社で働く自動車整備士の平均年収はこの5年間でほとんど変化がありませんが、ディーラーで働く自動車整備士の平均年収は30万円ほど増加。少しずつ差が大きくなってきています。

整備士ジョブズが2011年4月~2018年5月までの間に転職サービスを利用した自動車整備士を対象に行った調査では、最も平均年収が高いのは輸入車ディーラーで454.0万円(平均年齢34.0歳)でした。国産車ディーラー(372.4万円、28.9歳)よりも80万円以上高くなっています。

【ディーラー別 自動車整備士の平均年収】整備士ジョブズの調査結果(有効データ数=535)をもとに作成、カッコ内は平均年齢 輸入車ディーラー:454.0万円(34.0歳)、大型トラックディーラー:385.2万円(26.4歳)、国産車ディーラー:372.4万円(28.9歳)、トヨタ:394.5万円(28.8歳)、スバル:391.6万円(29.3歳)、三菱自:389.7万円(33.3歳)、ホンダ:388.3万円(30.6歳)、スズキ:377.7万円(33.5歳)、ダイハツ:347.8万円(27.1歳)、マツダ:333.1万円(26.3歳)、日産:372.8万円(26.5歳)

国産車ディーラーのなかでは、業界最大手のトヨタが394.5万円(28.8歳)でトップ。現在ディーラーで働いている方は、平均年収が高いメーカーのディーラーに転職すると年収アップが狙える可能性があるでしょう。
なお、この調査は転職を検討している自動車整備士のみが対象になっているため、日本自動車整備振興会連合会が発表しているディーラーの平均年収と比べて低めの結果になっています。

残業を減らしたい

残業を減らしたい方は、商用車をメインに整備している民間の整備工場への転職がおすすめ。商用車は定期点検がほとんどなので、たくさんの車両の整備が集中したり、終業時間直前に整備を受け付けたりすることはあまりありません。
自家用車をメインに整備している会社でも、整備の受け付けや車両管理をシステム化している会社は作業が効率化されているので、残業が少ない傾向にあります。

休みを増やしたい

休みを増やしたい方は、「完全週休2日制」の会社や、年間休日数が多い会社がおすすめです。ここで注意したいのが「“完全”週休2日制」かどうか。「完全週休2日制」は毎週2日間休めるという意味ですが、「週休2日制」は1カ月に最低1回は週に2回休めるという意味になります。

年間休日数は、今の職場と比べて多いかどうかがポイントです。年間休日数が110日だと、週休2日制で年末年始などの長期休暇は2、3日程度。120日以上あると、完全週休2日制で、長期休暇もしっかり休みがとれると考えていいでしょう。
「子供の学校行事に参加したい」「土日休みの友達と予定を合わせたい」という方は、日曜や祝日に休めるかどうかもチェックしておく必要があります。

接客業務をしたくない

接客業務をしたくない方は、民間の整備工場への転職がおすすめ。ディーラーやカー用品店では商品の売り込みなどをしなければならないところも少なくありませんが、民間の整備工場では整備箇所の説明をする程度です。なかでも、ディーラーなどの下請けをしている整備工場は、直接お客様と関わることがなく、整備だけに集中することができます。

もっと技術を磨きたい

もっと技術を磨きたいと思っている方は、ディーラーへの転職がおすすめ。ディーラーは先進運転支援システム(ADAS)の整備に必要なエーミング作業の設備が整っているので、最先端の車の整備ができます。今ディーラーで働いている方でも、転職してほかのメーカーの車の整備を経験することで、スキルアップにつながります。特に、輸入車など高級車の整備をメインに扱っているディーラーは、高い技術力が求められる傾向です
研修制度が整っているかも要チェック。求人票に「定期的に勉強会を開催している」と書いてあれば、会社全体で技術力アップに努めていることが分かります。

自動車整備士の転職におすすめの方法

自動車整備士の転職には、求人サイト・求人情報誌などの求人広告や、コンサルタントが求人紹介などの転職サポートをしてくれる転職エージェント、ハローワーク、知人の紹介などさまざまな方法があります。それぞれの特徴について解説するので、参考にしてみてください。

求人広告

求人広告とは、求人サイトや求人情報誌に載っている求人のことです。求人サイトや求人情報誌はたくさんの種類があり、載っている求人もさまざま。自分にあった求人がどの求人サイトや求人情報誌に載っているのかが分からないので、求人探しに時間がかかってしまう可能性もあります。
求人広告では、気になる求人を見つけたら直接会社に問い合わせて、書類選考や面接に進みます。求人や会社のホームページなどを見て、どんな条件で働くのかをできる範囲で確認するようにしましょう。「年収がどのくらいになるか」「どのくらい休めるか」などがポイントです。

転職エージェント

転職エージェントとは、転職エージェントが保有している求人の紹介や応募書類作成のサポート、面接のアドバイスなど、転職に関するあらゆることを無料でサポートしてくれるサービスのこと。担当コンサルタントが面接の日程調整や入社日の決定といった応募先の会社とのやりとりも代行してくれるので、自分で面倒な手続きをする必要はありません。
転職エージェントは採用担当者だけではなく、応募先の会社の店長・工場長や自動車整備士とやりとりしていることもあるので、一般的な求人には書いてない会社の実情を教えてくれることも。「残業がどのくらいあるのか」「給料は上がりやすいのか」など、気になることがあれば担当コンサルタントに聞いてみましょう。

ハローワーク

ハローワークは求人が地域ごとに分かれているので、自宅の近くの求人を探しやすいのが特徴です。たくさんの会社の求人を見られますが、なかには「求人には毎月の残業時間が10時間程度と書いてあったから転職したのに、実際は毎日夜遅くまで残業しないといけない」など、書いてある内容と実情が違う求人も。できるだけ良い条件で転職するには、ほかの方法でも求人を探してみるのがおすすめです。

知人の紹介

転職先を親戚や知人に紹介してもらう場合、自分で求人を探したり複数の会社の面接に行ったりする必要がないので、スムーズに転職活動が進みます。親戚や知人が実際にその会社で働いていれば、勤務条件や店長・工場長の人柄など細かい内情を教えてもらうこともできるでしょう。
ただし「紹介されたから、とりあえず受けてみようかな」と軽い気持ちで応募を決めてしまうのはNG。内定後は断りにくくなってしまうので、自分に合った求人かどうかを応募前に見極めるようにしましょう。

おすすめは「転職エージェントの求人紹介を受ける」こと

自動車整備士の転職でおすすめの方法は、はじめに転職エージェントの求人紹介サービスを受けてみること。たくさんある自動車整備士の求人のなかから、あなたの悩みを解決する求人をピックアップして紹介してくれるので、ベストな転職先を見つけやすくなります。 もし「自分でたくさんの求人をチェックして、合うものを選びたい」と感じたら、求人紹介を受けながら、ほかの方法でも求人を探してみるのがおすすめです。

どの方法で転職先を決めるにしても、求人が自分に合っているかを見極めることが一番大切。抱えている悩みが転職で解決するのかをきちんと確認して、後悔のない転職にしましょう。