自動車整備士のリアルな給料事情
~勤務先・勤務地・年齢別~

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給料が低いと言われることも少なくない自動車整備士。ここでは、実際に自動車整備士として働く人の年収データをもとに、自動車整備士の給料事情をお伝えします。

INDEX

自動車整備士の平均年収丨勤務先・勤務地・年齢で比較

自動車整備士の平均年収を、勤務先・勤務地・年齢で比較しました。ほかの自動車整備士はいくらくらいもらっているのか、実情をご紹介します。

自動車整備士の平均年収は○○○万円

整備士ジョブズの調査※によると、自動車整備士の平均年収は372.5万円(平均年齢31.0歳)。労働者全体(491.2万円、42.5歳)と比べると、自動車整備士の方が100万円以上低くなっています。
自動車整備士の平均年収を、機械の検査や組み立てを行うほかの職種と比べてみました。

【自動車整備士とほかの職種の平均年収】整備士ジョブズの調査と厚労省の平成29年賃金構造基本統計調査をもとに作成、カッコ内は平均年齢 自動車組立工:522.8万円(38.2歳)、全体平均:491.2万円(42.5歳)、機械検査工:420.9万円(39.8歳)、自動車整備士:372.5万円(31.0歳)、軽電機器検査工:289.5万円(42.0歳)

※2011年4月~2018年5月までの間に転職サービスを利用した自動車整備士の年収データから算出。
(有効データ数=858)

工場で自動車を組み立てる自動車組立工の平均年収は522.8万円(38.2歳)で、自動車整備士との差は150万円以上。出荷前の機械部品を検査する機械検査工は420.9万円(39.8歳)で、自動車整備士より約50万円高くなっています。
家庭用電化製品などを検査する軽電機器検査工は289.5万円(42.0歳)で、自動車整備士の方が80万円ほど上回っています。

【勤務先別】輸入車ディーラーが唯一の400万円超え

自動車整備士の平均年収を、勤務先別で比べた結果は以下の通りです。

【勤務先別 自動車整備士の平均年収】整備士ジョブズの調査結果をもとに作成、カッコ内は平均年齢 輸入車ディーラー:454.0万円(34.0歳)、大型トラックディーラー:385.2万円(26.4歳)、自動車整備士全体:372.5万円(31.0歳)、国産車ディーラー(大型トラックディーラーは除く):372.4万円(28.9歳)、自家整備(勤務先が保有する車両の整備工場):352.3万円(33.0歳)、民間の整備工場:349.5万円(33.7歳)、カー用品店:340.1万円(32.5歳)

トップは輸入車ディーラーの454.0万円(平均年齢34.0歳)で、唯一の400万円超え。日野自動車・UDトラックスなどの大型トラックディーラーが385.2万円(26.4歳)で次いでいます。国産車ディーラーは372.4万円(28.9歳)で、自動車整備士全体の平均年収をわずかに下回る結果になりました。
最も平均年収が低かったのは、カー用品店で働く自動車整備士で340.1万円(32.5歳)でした。

【国産車ディーラー・メーカー別】業界最大手のトヨタがトップ

続いて、国産車ディーラーのメーカー別平均年収をみていきます。

【国産車ディーラー・メーカー別 自動車整備士の平均年収】整備士ジョブズの調査結果をもとに作成、カッコ内は平均年齢 トヨタ:394.5万円(28.8歳)、スバル:391.6万円(29.3歳)、三菱自:389.7万円(33.3歳)、ホンダ:388.3万円(30.6歳)、スズキ:377.7歳(33.5歳)、自動車整備士全体:372.5万円(31.0歳)、ダイハツ:347.8万円(27.1歳)、マツダ:333.1万円(26.3歳)、日産:327.8万円(26.5歳)

最も平均年収が高かったのは、業界最大手のトヨタで394.5万円(平均年齢28.8歳)でした。スバルが391.6万円(29.3歳)で2番目、三菱自動車が389.7万円(33.3歳)で3番目となっています。
一番低かったのは、日産自動車で327.8万円(26.5歳)。トヨタとは60万円以上の差があります。

【勤務地別】最も高収入なのは関東地方

続いて、平均年収を8つの地域区分で比べてみました。

【地域別 自動車整備士の平均年収】整備士ジョブズの調査結果をもとに作成、カッコ内は平均年齢 関東:387.1万円(31.6歳)、中国:374.1万円(29.2歳)、自動車整備士全体:372.5万円(31.0歳)、近畿:362.4万円(31.3歳)、中部:360.0万円(30.3歳)、北海道:332.0万円(32.1歳)、九州:322.8万円(30.2歳)東北:307.3万円(28.6歳)、四国:307.2万円(29.1歳)

トップは関東地方の387.1万円(平均年齢31.6歳)。中国地方が374.1万円(29.2歳)で次いでいます。
東北地方(307.3万円、28.6歳)と四国地方(307.2万円、29.2歳)は、ほかの地域と比べて低くなっています。

【年齢別】年齢が上がるほど平均年収も増加

最後に、年齢で平均年収がどのくらい変化するのかをみてみましょう。

【年齢別 自動車整備士の平均年収】整備士ジョブズの調査結果をもとに作成 ~24歳:286.0万円、25~29歳:352.2万円、自動車整備士全体:372.5万円、30~34歳:404.6万円、35~39歳:435.9万円、40~44歳:461.2万円、45~49歳:434.7万円、50歳~:476.6万円

最も平均年収が高いのは、50歳以上で474.6万円。24歳以下の平均年収(286.0万円)の約1.7倍となっています。45~49歳はやや落ち込んでいるものの、全体としては年齢が上がるほど平均年収も増加する傾向です。

年収600万円以上の自動車整備士の特徴

自動車整備士の平均年収は300万円台という結果になりましたが、なかには年収が600万円を超える人も。高収入の自動車整備士の特徴を、3つご紹介します。

工場長などのポジションに就いている

年収が600万円を上回っている自動車整備士の中には、工場長やマネージャーなどのポジションに就いている人が多くいます。責任のある立場で、ほかの自動車整備士の指導や工場全体の管理を行っています。

輸入車ディーラーで働いている

年収が600万円以上ある自動車整備士のうち、3割以上の人の勤務先が輸入車ディーラー。勤務先別の平均年収でも明らかになったように、ほかの勤務先と比べて輸入車ディーラーは高収入を狙いやすいようです。

年齢が35歳以上

年収が600万円を上回っている人は、ほとんどが35歳以上。20代から高収入を望むのは難しいかもしれませんが、自動車整備士としてキャリアを積みスキルを磨いていくと年収アップも期待できるでしょう。

自動車整備士の平均年収は労働者全体の平均年収よりも低めですが、高収入が狙えないというわけではありません。
「給料が少なくて困っている…」という方は、平均年収が高い会社に転職したり、スキルを磨いて上位のポジションに就いたりすることが給料アップにつながる可能性があるでしょう。