コンチネンタル・オートモーティブ
コンチネンタル・オートモーティブの企業情報
コンチネンタル・オートモーティブ(以下、コンチネンタル)は、世界トップクラスの売上高を誇るドイツの総合自動車部品メーカーです。コンチネンタルはタイヤメーカーとして発展を遂げた後、数々の事業買収で自動車部品事業を拡大し、システムサプライヤーとして自動車業界の中でボッシュやデンソーに匹敵する存在となりました。現在でも成長分野での技術競争力強化と自社の成長発展につながる事業買収に積極的に取り組んでいます。
1871年にゴムメーカーとして創業し、1990年代の終わり頃からタイヤメーカーやブレーキメーカー、電子部品メーカーなどを買収し事業を拡大。2017年12月末時点で、世界60ヶ国554拠点を保有する一大グループとなっています。
○Industry4.0実践による生産性向上
コンチネンタルのインテリア部門の複数のエレクトロニクス関連工場で、データ分析や協調型ロボットを導入し、Industry4.0を実践しています。ネットワーク技術、データ分析の導入でエラーの回数を減らし、製品の品質向上を目指しています。また協調型ロボットの導入によって、高コスト国での操業で雇用を維持しながら競争力強化を目的としています。
- 01.売上等の推移(直近3年間)
- 02.事業戦略
- 03.部門構成・部門ごとの方針
- 04.コンチネンタル・オートモーティブの報道ニュース一覧
- 05.会社概要
売上等の推移(直近3年間)
売上高推移
経常利益推移
- ※米国SEC基準会社・国際会計基準会社は、経常利益に当たるものがないため、税前利益を経常利益とみなします。
従業員数推移
2017年におけるコンチネンタルの売上高は5兆5,451億9,700万円で、前年の5兆4,336億3,300万円を上回っています。
また、EBITが8,415億4,140万円(前年は8,116億9,160万円)、純利益が3,760億5,960万円(前年は3,755億3,500万円)となり、それぞれ前年から増加しました。
部門別の売上高は、
- シャシー&セーフティ部門が1兆2,307億4,280万円(前年は1兆2,029億9,840万円)
- パワートレイン部門が9,652億7,340万円(前年は9,808億1,300万円)
- インテリア部門が1兆1,724億5,520万円(前年は1兆1,155億980万円)
- ContiTech部門が7,870億4,640万円(前年は7,319億7,500万円)
- タイヤ部門が1兆4,270億5,080万円(前年は1兆4,316億3,160万円)
となりました。
事業戦略
事業方針
コンチネンタルは、2020年に6兆3,000億円の売上高を目標としています。自動運転、コネクティビティ、Eモビリティ、の成長3分野におけるハードウェアに加え、ソフトウェアも手がけています。またエレクトロニクス技術も強く、中期的にも増収が見込める事業体制を構築しています。
リーマンショック前後の時期に自動車部品事業が赤字に陥った一方で、タイヤ事業は黒字を維持できています。2011年には、タイヤ世界市場シェア3位を目指す戦略「Vision 2025」を発表し、アメリカとBRICsでの供給体制の強化をシェア拡大と売上高地域バランスの適正化につなげたいという目標を掲げています。
また、2017年には事業再編として商用車タイヤ事業部門を再構築すると発表しました。新組織では、デジタルソリューションの開発とマーケティングを目的として、トラック、バス、特殊車両用デジタルソリューションに関する事業開発、研究開発、ヒューマンリソース等の機能を集約する予定です。
他社との提携状況
コンチネンタルのM&Aや他社との提携に関する動向は以下のとおりです。
2013年1月、カメラベースのサラウンドビュー技術を手がけるイギリスASL Visionを買収。同社拠点でソフトウェア、アルゴリズム、イメージ加工やハードウェアの開発を強化。
2014年4月、SCRシステムを手がけるEmitecのGKNによる出資分50%を買い取り、コンチネンタルが完全子会社化。DE向け製品ラインアップを強化し、パワートレイン事業売上拡大につなげる狙い。
2015年7月、フィンランド、Elektrobitのドイツ子会社Elektrobit Automotiveを買収し、ADASやインフォテイメント向けのソフトウェア制御技術の強化につなげる。同社が手がけるAR技術を活用しAR HUDの量産化を計画。
2016年3月、アメリカ、Advanced Scientific Conceptsの高解像度3Dフラッシュlidar事業を買収。自動運転技術におけるリーディングポジション維持に向け、周辺センサー製品ポートフォリオを拡充。
2017年7月、シンガポールに本拠を置くモビリティインテリジェンスのプロバイダーであるQuantum Inventionsを買収したと発表。Quantum Inventionsの事業は自動車、テレマティクス、インテリジェントモビリティの3分野で構成されている。この買収によって、都市データを扱う次世代型インテリジェント交通システムのポートフォリオを強化。
注力分野
コンチネンタルは、「ADAS(Advanced Driving Assistant System,先進運転支援システム)」「自動運転技術」に注力しています。
ADAS(先進運転支援システム)とは、カメラやレーダーなどを使用した画像認識技術により車両周囲を監視し、運転をアシストするシステムです。緊急ブレーキアシストや死角検知システムになどにより危険を検出し、ドライバーへの警告や運転制御を行うことで、より安全でストレスの少ない走行を可能にします。
コンチネンタルは段階的にADAS(先進運転支援システム)の高度化を図る予定で、2013年に発表した自動運転ロードマップでは、2020年までに高速道路での高度な自動運転、2025年までに高速道路での完全自動運転実現を目指しています。
○自動運転支援技術の実現に向けたロードマップ
- 2016年から、限定的な自動運転を可能にする技術開発に取り組む。ドライバーのシステム監視、運転引き継ぎ準備が常時必要。時速30km以下のStop & Go状態における自動運転を支援。
- 2020年には、高度な自動運転を可能にする技術開発を目指す。ドライバーのシステム監視は不要で、運転引き継ぎまで時間に余裕を持たせる。時速50〜80km域内の高速道路での自動運転を支援。
- 2025年までに、完全な自動運転を可能にする技術開発を目指す。ドライバーのシステム監視、運転引き継ぎ準備共に不要。時速130kmまでの高速道路での自動運転を支援。
○ADAS/自動運転技術一例
- 2013年1月、360度の視界で物体などの存在を検知するカメラベースの技術に定評のあるイギリスのASL Visionを買収。カメラベースのサラウンドビュー技術をADASの製品ポートフォリオに追加。ASL VisionはイギリスEast Sussex州Lewesを本拠とし、ドイツにも拠点がある。従業員数は53名でソフトウェア、アルゴリズム、イメージプロセッシングやハードウェアのエンジニアが大半。
- 2015年6月、走行中に車両が車線からはみ出して、道路外に向かった際に車両を車線内に自動的に戻すシステムを発表。アメリカでは交通死亡事故の約55%が車線逸脱に起因し、ドイツでは交通死亡事故の約6割、交通事故の約2割が舗装されていない道路で発生。高速道路等で車線を逸脱、あるいは田舎の道路で舗装されていない側へと逸れる危険性を検知して、車線内に車両を戻すよう支援する。カメラ、センサーやシャシーセンサーの融合技術でステアリング角度や走行状況をモニターし、車線を外れた際に車線内に戻るようステアリング、ブレーキ操作を支援、戻った後はスピードを抑制し安定走行を促す。
- 2015年7月、コンチネンタルの次世代短・中距離レーダーモジュールでFreescaleの77GHzレーダー技術を採用。Freescaleが緊急ブレーキ、車線内走行維持、死角検知、歩行者検知などの機能で活用されるレーダーシステムを統合する次世代のチップセットを供給する。コンチネンタルの現行のARS 400長距離レーダーセンサーではMR2001 77GHzマルチチャンネルトランシーバーとMPC577xKマイクロコントローラーを採用。
- 2015年9月、2015 IAAでV2X(Vehicle to X)技術を活用したLeft-turn Assistシステムをデモ公開。左折時に死角から接近する車両との衝突の危険性を映像と音声で警告。ドライバーが衝突危険性の警告を無視した場合にシステムが介入。
- 同月、Euro NCAP 2020ロードマップで2018年のテストシナリオとしてマルチセンサーコンセプトが前提とされていることもあり、レーダーセンサーやカメラセンサーの融合によるメリットを説明。事故防止システムでレーダーが中心的な役割を果たし、カメラが補完するという考えに基づく。モノカメラが車線、路肩や標識を認識し、レーダーが悪天候でも広い視覚をカバー。長距離レーダーセンサーとモノカメラの併用により時速80kmまでで緊急ブレーキの作動が可能。
技術動向
コンチネンタルは2017年12月末の時点で世界に78の研究開発拠点を有しています。2017年の研究開発費は3,910億6,620万円でした。
コンチネンタルは「燃費低減・Eモビリティなどのパワートレイン関連」と「インフォテイメントシステム・コネクティビティ」分野での研究開発活動を強化しています。
○パワートレイン関連の先進技術開発
・最新世代エンジンマネージメントシステム
2012年4月、新型EMS、Engine Management System 3(EMS3)を発表。従来よりも正確に内燃機関の噴射や点火を制御できるだけでなく、電動車のモーターのコーディネート、バッテリー充電状態のモニターが可能。eHorizonのマッピング情報を活かしたパワートレインの最適制御も実現。AUTOSARのパワートレイン規格、Power SARに適合しシステムの複雑性を緩和。
・水冷式アルミ製ターボハウジング
2014年7月、水冷式のアルミ製タービンハウジングを採用したターボチャージャーを量産開始。BMW/MINIの3気筒ガソリンエンジンに搭載。アルミ素材を採用することによりターボチャージャーの重量が従来比で30%軽量化。MINI搭載エンジンでは1.2kg軽量化。アルミ製ハウジングは二重構造で、水冷式のジャケットとともに高い防熱効果を実現。構成部品の防熱効果だけでなく、触媒コンバーターを極度の高温から守り劣化を防ぐ。
・EMICAT
2015年9月、48V電源マイルドHEVシステムに電動加熱触媒EMICATを加えた技術をIAA2015で公開。GE、DEとも触媒の加熱時間が短縮し、燃費低減に貢献。GEではコールドスタート時のHC排出量を削減。DEではCOとNOX削減につながる。EMICATとコースティング、Start/Stop機能との併用も効果的。素早いエンジンの停止と再始動が可能。48V電源マイルドHEVシステムの燃費をさらに3~4%低減。
・アーバンモビリティ向け無段変速機
2015年11月、アメリカTX州Cadar Parkを本拠とし、ボールプラネタリ式無段変速機(CVP:Continuously Variable Planetary)を手がけるFallbrook Technologiesの技術をライセンスしエンジニアリングサービスでも協力を受けることで合意。Fallbrookが開発したNuVinciと呼ばれるCVP技術を個人向けアーバンモビリティに搭載する。CVPは遊星ボールを回転させることで変速機のレシオを連続で変える無段変速機で、二輪車で幅広く搭載されている。
○インフォテイメントシステム、コネクティビティ分野の先進技術開発
・V2V通信を活用した高速自動運転実証プロジェクトを主導
2015年8月、ドイツ経済エネルギー省が支援する高度な高速自動運転実現のための研究プロジェクト「Ko-HAF」のコーディネーターをコンチネンタルが務めると発表。高速走行時の複雑な環境下での自動運転実現に向けた研究プロジェクトを進める。車同士の通信により交通状況を正確に認識し、高速走行時に安全な自動運転を実現できるか検証。コンチネンタルは、異なるメーカーのシステムでも正確な情報を認識するためのインターフェイスデザイン、走行位置の把握及びビジュアル化に関する技術の研究に取り組む。Ko-HAFプロジェクトは2015年6月1日に始動し、2018年11月まで続く予定。プロジェクト予算額は45億7,380万円。
・Road Datebase
2015年9月、車載ハードウェアセンサーからのリアルタイム情報を収集、分析しマップに反映させ予測可能な運転を支援するクラウドベースのシステムを発表。2015 IAAで公開された。車載カメラ、レーザーやレーダーから収集した情報の妥当性を車載コンピューターが判断し、既存の情報と比較。新たな道路情報を加えたベクトルベースの画像を生成し、圧縮画像をコンチネンタル運用のバックエンドに転送。クラウドでの分析結果をシステムで車両と接続し、ADASや自動運転支援で活用される。ナビベースで道路の形状、制限速度や道路工事などの最新情報を提供するeHorizonを補完。2016年3月発表のCLEPA Innovation Awardsのコネクテッドカテゴリーで2位を獲得。
・Holistic Connectivity
2015年10月、ビッグデータと車載データを活用し、ドライバーの状況を理解しドライバーの次の行動を予測して安全、快適な移動を支援できるインターフェイスを発表。第22回ITS World Congressでデモカーを公開し技術を紹介。ユーザーはモバイル機器から車の位置などを把握でき、車載ディスプレイでナビゲーションや各種インフォテイメント機能を操作できるほか、スマートホームと連動し車内から自宅のドアの開閉などが可能。快適な空調制御も行う。自動車のIoT化を実現。2016年3月発表のCLEPA Innovation Awardsのコネクテッドカテゴリーで3位を獲得。
・キーレスエントリーシステム開発強化
2015年11月、コンチネンタルはドアロック解除、エンジンの始動をキーレスで行うキーレスエントリー技術の向上や新技術の開発に注力する方針を発表。キーレスエントリー技術開発において、セキュリティと信頼性を最優先しつつ、ドライバーの利便性や快適性も重視する。ドライバーを認識し、ドライバーが車両に近づいたら内外部の照明を点灯させ、シートポジションシステム、エアコンやインフォテイメントシステムもドライバーの設定や嗜好に合わせて自動的に作動させるシステムの開発も進めている。ドライバーが離れた際には自動的にロックする機能も開発している。スマートフォンなどのモバイル機器の専用アプリケーションを通じてドアや窓の開閉などができるGateway Keyシステムも開発。モバイル上で車両位置に加え、ドアロックの状態、タイヤ空気圧や燃料残量を確認できる機能の実用化も想定。
・eHorizon採用拡大
2016年1月、マップ技術をベースにACCや他のECUと連動し、燃費効率の高い運転で目的地までの運行をガイドするeHorizonシステムを、ScaniaやMANが採用。2017年に欧州や北米で新たな採用が予定されている。MANはEfficientCruiseの製品名でコンチネンタルのeHorizonを採用。TUVのテストでは6%以上の燃費低減効果を達成。コンチネンタルによれば2012年のeHorizon生産開始以来、1億9,500万リットルのディーゼル燃料節約につながっている。eHorizonはHEREのマップ技術を活用。位置情報が正確なトポグラフィカルマップ技術と各種ECUが連動し、最適なドライビングスタイル、加減速のタイミングをドライバーに伝える。勾配の大きい上り坂に向かう前に加速を促し、トルクやシフトチェンジを最適化。下り坂に向かう前には減速を促す。
グローバル展開
コンチネンタルはグローバル戦略の一つとして、全ての営業地域にわたりバランスを取り特定市場に依存しないことを掲げています。ヨーロッパ以外の海外市場で製品ラインを拡充するべく、アジアや南米、ロシア、北米大陸など新興市場で積極的な投機を行っています。この戦略に伴い、売上げに占めるヨーロッパの割合は2011年12月期の59.3%から2017年12月期の49.5%まで減少しました。
○新興国をはじめとした海外における取り組み
■中国での取り組み
- 2015年6月、中国華域汽車系統(Huayu Automotive Systems Company、HASCO)と共同で、重慶に新工場を設立すると発表。新工場の社名は華域大陸汽車制動系統(重慶)で、重慶両江地区の魚復工場団地の面積8万㎡敷地内に建設される。第1期での投資額は115億円以上。2016年秋開業。ブレーキキャリパー、バキュームブースター、電動パークブレーキなどの生産を行う。HASCOとは2010年10月に合弁会社Continental Brake Systems(Shanghai)を設立し(コンチネンタル51%出資)、ブレーキ事業で提携。
- 2015年7月、トランスミッション制御ユニットを生産する天津工場にPMT(Plastic Mechatronic)ラインを導入することを天津工場の創立20周年の式典にて発表。PMTラインの導入は、バリューチェーンの現地化推進に向けた戦略の一環。PTMラインでは、樹脂と金属のハイブリッド構成の高精密部品を製造。PMTラインの導入により、部品の製造だけでなく、部品のデザイン、成型、開発の能力も備わることになる。
- 2016年3月、コンチネンタル子会社ContiTech傘下で内装材を手がけるBenecke-Kalikoが中国常州の新工場を正式に開業したと発表。環境に優しいアレルギーフリーの内装材「Acella Eco」を2015年末に生産開始。従業員数は100人強で、数ヶ月以内に50人増員予定。第1期拡張計画で53億6,000万円の投資を計画。新工場開業によりAcella内装材の生産能力を倍増。中国消費者の生活水準や生活品質の向上、環境ニーズの高まりに対応し、機能性と耐久性の高い内装材を供給。現地江蘇長順集団との合弁子会社貝内克長順生態汽車内飾材料(常州)が新工場を運営。新工場のAcella生産能力は年1,000万㎡分。水性塗料により工程での排ガスを低減。需要拡大次第で第2期の拡張を計画。Acella素材は乗員の肌に触れても劣化せず、耐久性が高い。主にシートやアームレストの素材として使用。
■アメリカでの取り組み
- 2016年2月、Mississippi州政府と、商用車タイヤ工場建設のための用地を取得することで合意。長期的に1,568億円を投資し、2020年以降のフル稼働時に最大2,500人を雇用する計画。MS州Clinton近郊で工場を新設する計画。グリーンフィールド投資となる。タイヤ事業のグローバル成長戦略の一環として、北米での商用車タイヤビジネスの強化のため、新工場を建設する考え。2016年に用地の整備を開始し、2018年に工場建設を始める計画。2019年末までに商用車タイヤの生産を開始する予定。用地面積は400ヘクタール。
■インドでの取り組み
- 2016年1月、ABSとESCの現地生産を同年内に開始する計画を発表。インドHaryana州Gurgaonの既存の工場に乗用車向けABS/ESCと、二輪車向けABSを生産するためのラインを新設する予定。2016年末までにインドの主要完成車メーカー向けに現地製ABS/ESCの出荷を開始する計画。インドはコンパクトカー及び二輪車の市場規模が大きく、現地のニーズに適応した製品の投入及び現地生産化によるコスト低減が狙い。ABS/ESC向けの制御ユニット(ECU)の現地生産も計画しており、Bangaloreの工場で2018年に開始予定。
部門構成・部門ごとの方針
シャシー&セーフティ部門
安全性・車両運動性に関する知的システムを提供している部門で、2017年12月の時点では世界に約48,000人の従業員を抱えています。
シャシー&セーフティ部門は、下記4つの製品事業に区分されます。
- 車両ダイナミクス
- 油圧ブレーキシステム
- パッシブセーフティ・センサー
- 先進運転支援システム(ADAS)
パワートレイン部門
動力伝達装置に関するソリューションを提供している部門で、2017年12月の時点では世界に約40,000人の従業員を抱えています。
パワートレイン部門は、下記5つの製品事業に区分されます。
- エンジンシステム
- トランスミッション
- センサー・アクチュエーター
- ハイブリッド・電気自動車
- 燃料・排気マネージメント
インテリア部門
情報管理・車両間ネットワークなどに関するソリューションを提供している部門で、2017年12月の段階では世界に約46,000人の従業員を抱えています。
インテリア部門は、下記5つの製品事業に区分されます。
- 計装機器-HMI
- インフォテイメント・コネクティビティ
- 車体・安全
- 商用車・アフターマーケット
- インテリジェントトランスポーテーションシステム
タイヤ部門
自動車のタイヤの技術開発・生産をグローバルに展開している部門で、2017年12月の段階では世界に約54,000人の従業員を抱えています。
タイヤ部門は、下記6つの製品事業に区分されます。
- 乗用車・小型トラック用OEタイヤ
- 乗用車・小型トラック用アフターマーケットタイヤ(欧州/中東/アフリカ)
- 乗用車・小型トラック用アフターマーケットタイヤ(米州)
- 乗用車・小型トラック用アフターマーケットタイヤ(アジア太平洋)
- 商用車用タイヤ
- 二輪車用タイヤ
ContiTech部門
自動車及び各種産業向けのゴム製品や樹脂系素材などを手がける部門で、2017年12月の段階では世界に約6,000人の従業員を抱えています。
ContiTech部門は、下記9つの製品事業に区分されます。
- エアスプリングシステム
- Benecke-Kaikoグループ
- コンパウンドテクノロジー
- コンベアベルトグループ
- エラストマーコーティング
- 産業用フルイドシステム
- 自動車用フルイドシステム
- パワートランスミッショングループ
- 振動制御
コンチネンタル・オートモーティブの報道ニュース一覧
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会社概要
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